セントバーナード茶々姫成長記録

セントバーナードとの暮らし

②茶々1歳3ヶ月〜 犬の森入会まで

2022年8月 黄介がいなくなってすぐのお盆休みに10日間、強制訓練をお願いしたところのホテル(屋根はあるけど半外の大きなゲージ)にお預けしました。

お迎えに行くと、なぜかすごい吠えていたのを覚えています。しかしトレーナーさんの一瞬のリードショックで吠え止み、お座りしました。

そして、その帰宅した日から 全ての人や犬への吠えと突進がひどくなりました。

茶々1歳3ヶ月

吠えの方は、家にいても少しでも物音がしたら、ずっと吠え続け...ベランダの下に誰か通るたびに吠えました。トレーナーさんに電話して相談したら、こちらにもう一度お預けしていただいたらすぐ治りますが、自分で頑張るなら家の中で寝る時もリードをつけて吠えたらリードを引くように言われました。そしてそれでも吠える時は横腹を叩くように言われました。

はて????!!

上の指導はどうしても人としてできなくてやっていません。犬の躾って必要だけど叩くとか絶対おかしくない?リードつけて寝れるか!

ただ吠えるとご近所にご迷惑なので一生懸命こらって怒ったりおやつあげてみたりおもちゃで気を引いたりしたのを覚えています.......。

 でも家の中ではまだ安心で...

  散歩での突進...吠え... 子供を大泣きさせ 老人は尻もちついて転ばせ.............。

この全てが、全力でリードショックを頑張った主人の行動の後に起こった悲劇です。

そしてついに「くまだ!」と大騒ぎする子供に突進した茶々に主人は吹っ飛ばされて....誰も怪我がなかったことが救いです。その後引き継いだ私の散歩も...全てを避けて怖がり特に子供やお年寄りがいたら絶対に近づかないを徹底し、毎日擦り傷打ち身の絶えない失敗を繰り返しました。それでも散歩すると茶々は楽しそうで、明らかに人や犬との出会いを楽しみにしているのが怪我の痛みとともに感じていましたので散歩をやめる選択肢はない!!

茶々との幸せな毎日のためにどうにかせんといかん!!!

必死の検索で見つけたのが  犬の森 それも地元!!!

inunomori.hatenablog.com

有料なので犬の森に入会しないと読めませんが、ここに私の求める答えが全て詰まっていました。

リードショックは悪。リードは引っ張らない?!

リードワークを飼い主が学ぶリードワークショップ!!!

散歩トレーニング?!

犬のカーミングシグナル  エンリッチメント  

私は犬のことを何も分かっていなかったのです。茶々と出会っていなかったら 多分知らない世界でした。黄介(ラブラドールレトリーバー)は犬の中でも特に我慢強く人に従順すぎる犬だったけど茶々は犬らしい犬で周りをとても気にする繊細で優しい女の子だから...黄介いなくなって本当に茶々を守ってくれるものがいないってなったんだと思います。茶々の優しいところだけでなく、怖い大きな吠えやぶっ飛ばされる突進を受け入れて会話できる日が来ると信じて頑張る決意をしました。

 

犬の森入会。10月初めての散歩トレーニングに参加し、散歩の楽しさを知りました。この時感じた茶々の嬉しそうな様子が忘れられません。他の大型犬の飼い主さんに倣い...他の犬とは距離をとり決して挨拶とか触れ合い目的ではありません。遠くに居てもみんなと共に過ごせる幸せもあるんですね。そしてみんなが過ごした後を匂い嗅いで嬉しそうなんです。茶々の吠えや突進は決して威嚇や怖いではなく、めっちゃ遊びたいだけかも...それがわかっても茶々の動きが大きくて激しいことに私が怖くてリード引っ張っちゃう日々が続き...

11月 これ!まだ初めて3度目の散歩トレーニング風景です。奇跡かと思いました。ばらまきと呼ばれるみんなで楽しくおやつを食べているだけです。

この時のメンバーに茶々を恐れている子がいなかったことも奇跡的だったかも。でもこの後、茶々に吠えてくる子が現れ興奮始めた茶々を引っ張りまくり転んで他のお母さんも転ばせて・・・私はパニック!!

まず当時58キロの大きすぎて仲間を踏み潰しかねない茶々を、ちゃんと止めることを私は学ばないと危険であることを実感しました。(この止める!ことばかり全力で意識してリードワークの本来の基礎がおざなりになってしまったことをのちに反省しました)

近づいてはいけない犬に、近づかず距離をとるという行動がどうしてもできない自分に落ち込む日々が続きました。

そして、飼い主のリードワークの座学に参加しました。ブログも1から読み直しました。

自分の保定できない弱点にばかり目がいってこの当時は体幹を鍛えるストレッチランニングの実施に力を入れ、リードも膝を曲げ腰を落としてグーの持ち方ばかり練習していたと思います。

③へ続く